当サイトを立ち上げた理由

当サイトを立ち上げた理由

当ホームページを立ち上げた理由は、たまたまYouTubeで火災や消防の活躍に関する動画を見つけ、その後も色々な動画を見ていると気付いたことがあります。

それは、4つあります。

  • 火災というのは、想像以上に早く広がるということ。着火から2分も過ぎれば人の背丈以上の大きさになります。
  • 火災は、消防や消防団の人たちが対処するものという意識が強すぎるのではないかということ。YouTubeにあがっている動画は、既に炎が大きくて一般人が対処できるレベルを超えているものがほとんどですが、初期の段階のものでも、周囲の人たちが消火のアクションを取っているというのがほとんどない。
  • 消防の人が現場に到着しても、すぐに消火が始まるわけではないということ。到着から放水までには2分ぐらいの時間がかかるが、この間にも炎はどんどんと大きくなっている。
  • 一般住宅、マンション、アパートなど、消防法による規制のゆるいところは、自動消火装置などが設置されているところはほとんど無いため、初期消火ができなければ多くの財産を失うことになる。

普段、料理の際の、コンロぐらいでしか火は使わないと思っていても、部屋のあちこちにある電化製品、冬場の暖房器具など、火災の原因となるものは沢山あります。

それらを平常時はきちんと管理をしているから大丈夫だと思っていても、地震が起こった場合には、火災を起こす原因のひとつとなりかねません。

火を出さないことが、一番大切ではありますが、生活から調理をするコンロ、暖房器具、電化製品を切り離すことはできませんので、「火災は起こるもの」を前提とした初期消火の大切さを知ってもらい、2重3重の対策をできるだけ多くの人にしてもらいたいと考えました。

そして、もうひとつ知っておきたいのが、普段あなたがよくでかける場所には、消火器の設置義務がないところが沢山あります。消火器がないということは、火災が起こった際に、初期消火ができませんので、あなたがいる場所と火災の発生した場所によっては、最悪のことも考えられます。特に地震火災となった場合は、なおさら逃げにくく火に巻き込まれやすくなるということが考えられます。

場所
延面積150m2未満の建物 公会堂、集会場、待合、料理店その他これらに類するもの、飲食店、百貨店、マーケットその他の物品販売業を営む店舗又は展示場、旅館、ホテル、宿泊所その他これらに類するもの、寄宿舎、下宿、共同住宅、病院、診療所、助産所、老人デイサービスセンター、軽費老人ホーム、老人福祉センター、老人介護支援センター、有料老人ホーム、更生施設、助産施設、保育所、児童養護施設、知的障害児通園施設、通所施設に限る盲ろうあ児施設若しくは肢体不自由児施設、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設、児童家庭支援センター、身体障害者福祉センター、障害者支援施設、地域活動支援センター、福祉ホーム、老人福祉法に規定する老人デイサービス施設、障害者自立支援法に規定する生活介護、児童デイサービス、短期入所、共同生活介護、自立訓練、就労支援施設(短期入所等施設を除く)、幼稚園、特別支援学校、蒸気浴場、熱気浴場その他これらに類する公衆浴場、工場、作業場、映画スタジオ、テレビスタジオ、自動車車庫、駐車場、航空機格納庫、倉庫
一定数量以上の危険物、指定可燃物を貯蔵し取り扱うもの及び地階、無窓階又は三階以上の階で床面積が50m2以上のものについては、上欄の規定にかかわらず設置が必要です。
延面積300m2未満の建物 小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、高等専門学校、大学、専修学校、各種学校その他これらに類するもの、図書館、博物館、美術館その他これらに類するもの、車両の停車場又は船舶若しくは航空機の発着場、神社、寺院、教会その他これらに類するもの、前各項に該当しない事業場

自分や家族を、店舗で働いている従業員、お客さんを、施設にいる利用者を火災で怪我をさせたり、死なせないために初期消火を1分以内に対応できる備えができている世の中になって欲しい。それが当サイトを立ち上げた理由。

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