2016年12月22日午前10時半頃に、新潟県糸魚川市大町1の商店街の店舗より火災が発生し、強風にあおられて延焼中というニュースが流れてくる。
情報が更新され、夕方のニュースでは、15時半頃現在で焼く140棟にも延焼。県知事が陸上自衛隊に災害派遣を要請となりました。
毎日新聞:糸魚川火災 140棟延焼、自衛隊に災害派遣要請 新潟
このニュースのエリアをあまり詳しく見ていなかったときは、商店街ということで、非常に密集したエリアで延焼が広がっているものとばかり思っていましたが、GoogleMapで延焼範囲を見てみると、太い道路を挟んだエリアにも火災が広がっていることがわかります。
ポイントA,Bとしたところには、太い道路があるのが確認できます。
これを地上部からみた画像にするととても広い道路で、ポイントAの道路では、約10mほどの道路幅があるのにもかかわらず延焼しているということになります。ポイントBの道路でも約8mほどの幅はあります。
強風が吹いている際の火災では、これだけの幅の道路があっても炎が飛んでいってしまうというのは、改めて火災の怖さを思いしらされます。
新潟県糸魚川市大町1の地図
今年の7月には、京都の先斗町で火災がありましたがこのときは、強風はなかったので被害範囲は狭かったですが、もし強風ならとても恐ろしいことになっていたのでは思います。先斗町の場合は、横が鴨川ですので強風が吹けば風の通りがとてもいいため、火災の広がりも非常に早いことが考えれます。
7月5日先斗町で火災発生。このエリアでの防火防災を改めて考える。
今回の火災より、道路幅が狭い地域へ観光に行く際、特に風の強い日は火災が起こった際にどの場所へ逃げるのかを考える習慣をつけるということを考える必要があるかもしれません。