あなたのお子さんが通う学習塾の防犯・防災に対する取り組みは大丈夫ですか?

経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査」を見ると、日本全国で学習塾に通う子供たちは約100万人。塾の事務や講師の方々は、約11万人いらっしゃいます。

とても、沢山の生徒さんが、学校が終わった夕方から夜にかけて、塾での勉強に励んでいるわけですが、通っている学習塾の防犯・防災の取り組みはどのようになっているか知っていますか?

最近では、多くのところがホームページを所有していますので、学習塾の方針、内容、料金、講師のことなどを確認できます。防犯・防災に関する取り組みをきちんとしているところは、内容を記載しているページがあると思いますので、是非見てみてください。

今は、まだ学習塾へ通わせていないけど、近いうちにとお考えの親御さんは、是非、お近くの塾を検索して、内容を比較してください。

学習塾の防犯・防災への取り組みは大丈夫?

例えば、防犯・防災に関する取り組みをしているところを探して見ると・・・

茨城県にある「市進グループ 茨進」では、「安全と安心への取り組み」ページにて内容が紹介されています。
塾の入退室を保護者へメールでお知らせするシステムを導入していたり、校内に不審者に備え防犯カメラを設置していたりします。また、AEDの設置、防火管理者を置き、消火器の設置、防災頭巾の準備など様々な取り組みをしてます。

他には、埼玉県の「WIN&WINセミナー」では、「災害発生時とその後の連絡手段」ページで、地震が発生した場合はどのようなルートで、避難場所に避難をさせるか、防災のための備蓄は何か(懐中電灯(計画停電時は、各自お持ちいただく場合がございます) ・防災頭巾(モスビル・WINビルともに設置) ・消火器(各フロアに一つずつ設置) ・避難用はしご(モスビル3階教室、WINビル2階教室に設置) ・備蓄用水)といったものが記載されており、さらに防犯対策として、各教室にWEBカメラが設置されていることが記載されています。

このように、きちんと防犯、防災への取り組みが記載されていると安心して通わせられますよね。

上記以外にも沢山、防犯、防災に関する取り組みをしている学習塾はありますので、検索して見てみてください。

もし、記載が無いのであれば、塾へ防犯、防災の取り組みをどのようにしているかを聞いてみてください。電話に出た人がすぐに受け答えをできないのであれば、その塾は子供を安心して任せられるところではないかもしれません。塾の職員、先生すべてが、防犯・防災の対応を十分に把握していないと対応に遅れがでてしまいます。

仮に、防災に関するマニュアルや設備等が準備されていたとしても、すぐに受け答えができないということは、いざというときの対応ができない学習塾である可能性が高いです。1分1秒を争う事態が発生すれば、マニュアル確認している時間はありません。そのような状態では、守れる命も守れなくなってしまいます。

これからの塾選びは、合格実績、指導内容、料金だけではなく、防犯、防災への取り組みも確実にできているところを選ぶ時代です。

皆さんのところは、大丈夫ですか?

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